そーいうもんかもな…とか思ってみたり

【Attention!!】
ちょっと前に見たミュージカルに思いっきり感化されてるなぁ…と思う話(しかも、ちょい重め…)なので、華麗にスルーしちゃって下さい(笑)


鹿賀さん主演『ジキル&ハイド』を見てきました。その辺の感想はまぁ…鹿賀さんの声が思いっきり好みだった♪ということで(^^)←他にもあるけど、長くなるので覚えてたらその内アップします(苦笑)観劇中から理由の分からない程のもどかしさを感じている自分に気が付きました。『う〜ん…』と思えど中座は出来ず、ちょっとCDなんぞ聞きながら回想に耽ってたんですが。。。なんかね…鹿賀さん演じるジキル氏と表裏一体の側面を持つハイド氏(早い話で乱暴な表現をすると、多重人格の主人公なんです…)にちょっと現実を突きつけられてる気分になっちゃったんですよね。夢や理想だけでは打破出来ない現実もあります。でも世の中にはいろんな人がいて、<夢や理想を語って追って>自分の存在価値を見出したりするコトだって多々あるわけです。しかし、それで食ってけない人が大半でしょう。どこかしらで<折り合い>という妥協点を見出し、それぞれに道を歩んでいるコトだって多いでしょう。しかし、それが出来ない<不器用者>も世の中にはいくらかはいるわけで…伊織は間違いなくその中に属している気がいます。例えば、ちょっと前までは『仕事は<お金>の問題だけじゃない。信念と夢と理想なくして、何が出来る!』…確かにそう思っていたのです。だけどそんなことが言ってられるのは、親元でヌクヌクと過させてもらっている伊織の甘えの鏡の様な言葉の様な気がしてならなくなってきたのです。『その前に自分の足でしっかり立て!』…そういう自分へ向けたツッコミが<現実>なんだろうな…と。しかし生地っか随分と長い間この思いを抱えてきてしまったもんだから、この思いはどーしたって伊織にとっては捨てきれない体の一部の様なモノなわけですよ。こんな不器用さ加減を持った伊織を「まだまだ青いな…」とか「アホだな、コイツ…」とか「いい加減、現実と向き合え」と思う人はきっと大勢いると思います。もれなく私もその1人です…(苦笑)こういったコトをはじめとして、現実と伊織の中の思いの間にある『表裏一体』の部分にちょっと考え込んだ最近でした。袋小路状態ってこういうコトを言うのね…みたいなね(^_^;)


2●年間も生きてきて、やっと身に染みてきた。あんまり煮詰るのも精神衛生上良くないので(あんまりこういうやり方って好きではないけど)ちょっと『なんでそこまで思うのか?』という深〜い部分にまで踏み込んでみる。すると、どうやら根底にあるのは…誰か1人でもいい、心底から必要とされたい…どーやらそんな単純なコトみたいなんです(苦笑)ほんとにあたしって単純なのね、そして無限大に欲張り…(笑)仕事に公共部門を強く希望していたのは、間接的でもすっごい大勢の人に「良かったね」「スゴイね」「便利だね」「助かったね」って笑って欲しかったから。そんな未来の礎の端っこを地道に作っていきたかったから。今だけではなくて、未来に生きる人達の笑顔までもが欲しかったから。その為に自分が微力な部分でも携われたなら、今の自分の持てる力の全力を賭しましょう…たったそれだけだった様な気がする。困ったことに、伊織は基本的に『助けて!』『困った!』が無視できない。自分の手に負えそうになくても、勢いとカンとその他で(笑)どうにか光の道を一緒に探して迷子になってゴールも共にする。例えばこういうコトでも必要としてくれる人は伊織には一人でもいいからいて欲しい、分不相応にもそう願ってしまうんです…欲を言えばいっぱいいる方がいいけど(苦笑)。もっと欲張るなら…遠い過去と未来を結ぶ結び目になれたなら…最高だと思います。(^^)


ごくたまにですが<まるで暗闇を突っ走ってるみたい…>そう思うことがあります。崖っぷちまで気づかずに走ったら、その先には何があるんだろう…?そう思うことはありませんか?(^_^;)伊織は未だその<崖の先>とやらを拝んだ事はないんですが、いつかそういう日が来たらしてみたい事があります。崖スレスレの所で目を瞑って両手を大きく広げて立ってみる…たったそれだけです。次に目を開いた瞬間に見える景色…それに非常に興味があります。真っ暗かもしれません。反対に真っ白かもしれません。でも…願わくば、その時に目の前に広がる景色は色彩に満ちた世界であって欲しいと思います。それが今までの自分の積み重ねてきた歴史であり…希望や理想でもあると思うから。崖の先には絶壁の失望の世界ではなく、緩やかな優しさの世界であって欲しい…そういう風にまだ思ってしまう私は甘いんだろうか?


たかが娯楽のミュージカル…人はそう思うかもしれません。切り口一つでいろんなコトを感じられるのも確かだと思います。それは音楽然り、和の道然り…いろんな世界がこうやって繋がっているんでしょう。だからか『自分はデジタルな世界の住人だ!!』と自負されている方…伊織は『たまにはアナログ世界に感化されてみて?』と思ってしまうのです。。。