不思議なもんだねぇ

久々に侑とのLessonに赴いた。「ご無沙汰しています…」との言葉を発するも、先生には本当に申し訳ない限りである。。。未だ且つてこんなに通ってこない生徒を受け持った事があっただろうか…(いや、ないに違いない。。。)なにせ約2ヶ月ぶりの教室来訪である。


伊織は以前はフルート吹きであったこともあった。それはそれで学校の勉学なんざより、余程心血注いだ思い出のある出来事でもある(笑)>そんなこた、どーでもいい。。。超がつくほど自分の楽器を溺愛し、自分の指の鍛錬・保護に費やし、テスト明けの久々の戯れには学校中を駆け回る…という、どーしょうもない体力保持から始めたもんだ。(素直に校庭でランニングに励め…というご指摘もあえてお受けしよう。。。フルートのウンチクはまた今度…/笑)その頃からの不思議極まりない感覚なのだが、その感覚が今再び…なのである。ある程度マトモに演奏が出来てた(?)フルート時代ならともかく…マトモに楽器の音を出すにも四苦八苦する今でも復活してしまった、その感覚とは。。。


その時のメンタル状態は音にハッキリと反映してくれる。。。


不思議なもんだ…不安な時・どうにも調子の悪い時は自分がどう努力していい演奏をするようにしているつもりでも、どこかしら音に曇りや擦れ、音の上滑り感が否めない。反対に絶好調な時なんかは、何も気にせずサラッと流しているだけであっても「お…いーんでない?!」という音がでる瞬間もあったりします。マトモに演奏の出来ないバイオリン…それでも自分なりにそーいう瞬間に巡り会ったりするもんです。


「そんなに<神経質に気を使って>弓を引いて音出さんでも…」


今日、先生にそう言われて「やっぱそー聞こえるもんなんだ。。。」と思いました。自分では普通に弾いているつもりだったんです。が、いろいろな事情があって<(尋常でない程には)気を使う>状況のもと<神経質>になってしまっている日常を送っているのは自覚をしているので、ちょっと…いや、かなり驚きました。。。