凄かった…っ!!(>_<)

大竹しのぶ主演/蜷川さん演出の舞台、『メディア』を観て来ました。これはもう…大竹しのぶ、すっげー!!(>_<)」の一言に尽きました。大竹しのぶさんの出演される舞台はさすがにチケットの入手が困難なので今回観たのが初めてだったのですが、伊織的感覚では「聞いてた噂以上だなぁ…」と。演出家の蜷川さんも何かと作品の色の強い方(らしい)のですが、今回の『メディア』は何度か目の再演になります。今までは主役である<メディア>役(女)はあまりに激情家である側面が強い事もあり、日本にそこまでを演じきれる女優が見つけられない…というコトで今回までは、男優さんでの演出だったそう。怒りのパワーのトーンが本当に凄くて、核爆弾級でした。。。かと思えば、一瞬にして母親が故の愛情のトーンだとか、深い悲しみ故の憎悪だとか、元夫に対しての色香だとか…言葉にすると<表現力豊か>という陳腐な一言になってしまうんですが、でも他に的確な表現方法が見つからない〜!(涙)その位、本当にコロコロと役の表現が(なまじ愛情深い激情家だけに)1幕中に様々と変わっていくんですよ。でも確かなのは…大竹しのぶ(メディア)が舞台に立ってる時は何か舞台の空気の締まりが違う気がします。←舞台とか好きな人なら分かるかな、こういう表現。。。思えば舞台に限らず日常的にも「あぁ、この人がいると何か場の雰囲気が変わるよな〜」って人いますよね。そんな感じかな、この方は。。。(^^)