桃の節句

昨日はひな祭り☆彡我が家でも(いい歳なのに…)おねだりをして、毎年のよーに一応やるのだが。ここ最近、いや…正確には今の家に引っ越してからというものの、『お雛様』の姿には、ついぞお目にかからない。マミーいはく『出すのが面倒&場所がない…』だそうだが、その他にもワケありなような気がしてならないのはアタシだけだろうか。。。


かつて春先の瀬名家では桃の節句にと、雛人形を飾る行事があった。直前に駆け足でバカでかい雛人形を出し、それは新学期が始まってもまだ片付けられる様子がない。。。あまりに大仰なそれは子供の手で片付けられるシロモノではなく、伊織(8才)はなす術もなく、ぼーっと雛人形を眺める毎日。『この人、アタシと遺伝子共有してんのかしら…』あまりの無計画性に何度も疑ったが、大人になって分かった…間違いない、アンタの子だ。。。(-_-;)遺伝子は脈々と受け継がれているのを今更自覚してみたりしている。あの頃、小心者の伊織(8)は毎年欠かさず


『お嫁に行けなくなっちゃうよー』


と何度も喚いたが、それは下手をするとGW寸前まで出てる事さえあった。そこまでくると、違う種類の節句が目の前である…ウチにはカブトも鯉のぼりも(要するに男の子の節句のものは)何もなかったので、コイツでごまかすつもりだったのだろうか。。。一応、女の子…とりあえず(当時は)嫁には行きたかった…そんな甘い夢を子供らしく見ていたのだ。しかし『マミーでも嫁に行けたから大丈夫!』と太鼓判を押されては、何とも言えないではないか…。もらい先は間違いなくウチの親父…とりあえず、二人がそろわなくては自分が存在しないことくらい、幼い伊織にだって分かっていた。そして(十)数年後……。


見事に嫁に行けてないアタシがいる。。。(-_-;)


マミーは『どうしてかしらねぇ。。。』と言う。見た目もそれ程悪くないし、性格も多少は<イイ>性格をしている…おかしいわ〜とは我が母の談。間違いない…『君のせいなんじゃないかな??』と毎年春先になると思う伊織であった。とりあえず、雛人形のジンクスは有効なようだ。。。(泣)