できるということ、できないということ

間の抜けた話ばかりでも人間性を疑われそうなので、たまには普通の話をば…。。。お仕事に関しては特にマイナーチェンジをしている伊織、特に<真っ直ぐにこの道を来ていたら…>という目線で話をされる事も多くなっている。個人的には「それがどうした…」程度の話だが、あまりにそこら中でそんな話が溢れていたり、「年齢の割りに…」という目線が増えてくると年甲斐もなく反抗もしたくなるもので…(苦笑)だって、過去は変えられない。あえて言うなら、ダラッと過ごしたならまだしも、一時一時を全力投球で過ごしてきた私には、この年齢や歩んできた道を恥じる気も今のところない。道を外れたワケでもない。全力で泳いで、たどり着いた先が今いるところだっただけだ。


ずーっとエンジニアだった人から見ると『なんてスキルの低い人なんだろう…』って感じなんだと思う。反対にずーっと事務(オペレーション)的なお仕事をしている人から見ても『なんて中途半端な人なんだろう…』と思うんだろう。両方を完璧にはこなせない私は確かに企業的にみたら人材価値として、非常に低いのだと思う。だけどね…その分、片方だけしか知らない人達の知らないことは知っているかもね…と思うのだ。(←両方に足を突っ込んでいる功罪とも言う/笑)


『出来ること』『出来ないこと』…たしかに沢山の人と比べても(まぁ、比べる必要はないのかもしれんが…)私には格段に多いのかもしれない。でも沢山のことに挑戦してきたことの武器…それは着実に手の内に残っていると思う。<『出来ること』=100%ではないと言うこと>を知っていることもその1つ。100%の定義にもよるんだろうけどね…?完璧に出来なければ『出来る』ってワケではない気がする…いいじゃん、1個づつでも積み木を積み上げてけば、1年後には365段になるよ?(FULLが365段未満なのかどうなのか…そんなの多分頑張って積み上げてる最中は誰も分かんないよ)でも、何事もまずは広く浅くからでも1歩を踏み出すことが、まずは肝要かな…と。あたしはそう思う。『出来る』ことの1歩目は、『興味を持てること』『始められる事』。次は理解・実行できる範囲を広げること。この2歩目に踏み出せた瞬間に自分で『できる』と思ってて良いんだと思うのよ。<出来る>には程度があるのを忘れなければ…ですけどね(苦笑)こうして考えると、反対に<出来ないこと>ってのは<あきらめちゃった事><放り投げちゃった事>ってのに似てるのかもね。


余談に冒頭の話に戻りますが…あたしは確かに技術的スキルは劣ると思います。…が、世の中には<素人だから分かる>ってポイントもあったりするんだな…これが。。。(笑)その辺はバリ系エンジニアさんには分からない事が多いらしいので、たまに役に立ったりする。これは結構財産かも。例えば<分かる言葉>と<分からない言葉>の判別…一般的にオペレーション業務に携わってる人に『データの滞留』とか言っても、『…うーん、多分あってるのかな。。。』って程度で流されちゃう事だってあったりして、そこはトランスレーションできるわけで。(←そら、そーだ…)テスト業務で『あり…??』ってなバグも結構変に見つけてみたりしたり…。変なところで、このマイナーチェンジ感は役に立ってるとしか思えない。出来ない苦しみやつらさも知ってるし、罵られる悔しさも知っている。素敵な人にも沢山出会っているし、沢山のことを教えていただいた。(ちなみにそれが私の知識と経験の大きな財産になっていたりする…)たまには<出来ること><出来ないこと>の意味を考えながら、棚卸をしてみるのもいいかもしれないな…と思いつつ。