映画を見る

レポート終了してから暫く放心状態であったので、とりあえず<おあずけ>してたものをしてみる。そう、映画を観るのだ!!ヽ(^。^)ノ随分前から『観たいなぁ…』と思ってたタイトルがあるのだ。


『ワールドトレード・センター』


実は伊織、かなりニコラス・ケイジが好きv友人は「顔が濃いよ…」と言いますが、ついでに決して正統派のGood Lookingってタイプでもないかと思いますが、(そして何となく英語に特徴を感じるんですが…)俳優一家の血なんでしょうか…彼はやはり演技が上手いと思います。正確に表現すると表現する幅が半端じゃなく広い…私はそんな所に魅せられ、彼の出る作品では『次にどんな表情・演技・表現を見せてくれるのか…』という面が非常に楽しみであったりもします。今回もニコラス・ケイジが楽しみの1つでもありました。


(この辺から微妙にネタバレです…ご注意あれ!!)
しかしだ…ニコラス…映画の半分以上で埋まってるし。。。(-_-;)そういう意味では体を使っての演技はあんまりなかったんです。なのに…なのに…なんで、こんなに泣けるのっ!!シナリオがいいの?!なんなの?!とか思いつつ、映画館のアチコチですすり泣きが聞こえてきました。封切りから随分経つし、人は話題作へと分散されているので、映画館自体は非常に空いてたんですが、みなさん、ずーっとすすり泣き状態。。。(>_<)1999年、伊織はかの地NYに数週間行っておりました。観光というか、自分的英語研修?(笑)みたいな感じで。中にあるお店のお姉さんも、通路にいた警備員の人にも(迷子になって…/苦笑)お世話になりました。NYは私にとって、憧れの地であり、(身体条件上)遠方への渡航が難しい私がやっと叶えた<海外旅行>に行った土地でもあります。そこで訪れた場所、出合った人…私は決して忘れる事はできません。そして、<9・11>テロが起きた時…奇しくも私は(普段はいない)自宅におり、Newsのリアルタイム中継でその様を眺めていたのでした。繰り返し流される<瞬間>の映像に、自分の頭と心に呆然という単語しか浮かばない、そんな数日間でした。映画中に…


『俺は君をちゃんと愛せていたのかな…』


って…今まで何百と映画を観ているけど、シーンとセリフが最高にマッチしている場面の1つだな…と思いました。凝ったシーンや演出・派手なアクションを駆使している訳ではないけれど、オススメ星的には5つで推薦してもOKかな…と思います。ドキュメンタリ要素の強い映画であるので、人の心情描写が非常に丁寧な作品です。人への悼みを忘れてはいけない…永遠に。多分、それがメッセージなのかな。


あ…DVDでご覧になる場合は、是非とも<和訳>でもご覧になってみて下さいね♪ニコラス・ケイジの役は大抵、大塚明夫さんという方があてられています。非常に<声の演技>が丁寧かつ上手な方で、特に彼独特の色気のある低音がオススメです。映画の吹き替えをはじめ、アニメやゲーム、外国ドラマ等、非常に幅広く活躍されている日本で有数の声優さんであり、声フェチ(笑)の伊織も大ファンだったりします★この映画は動きで魅せる要素が少ない分、長尺(日本語吹き替え)では声で如何に演じるかにより、映画や役柄の印象がかなり変わる事でしょう。しかし、大塚明夫さんならば見事に演じきってくれるものと私は確信しています(*^_^*)あ…注意的にはTVで放送されることがあったとしても、声のキャストは変わるので大塚明夫さんの演技は味わえないかと思います。ご注意をば…っ!!(笑)